トルマリンの色の種類7選を一覧で解説。おすすめネックレスも紹介
2025.09.20 261 View


10月の誕生石であるトルマリン。 赤色、ピンク色、緑色、黄色など豊富なカラーバリエーションを誇る宝石としても知られています。 そこで今回は、人気の7色を中心にトルマリンの色の種...
10月の誕生石であるトルマリン。
赤色、ピンク色、緑色、黄色など豊富なカラーバリエーションを誇る宝石としても知られています。
そこで今回は、人気の7色を中心にトルマリンの色の種類を一覧で解説します。
本記事が、皆様のトルマリンの知識を深める手助けになれば幸いです。
目次
トルマリンは色の種類が豊富な宝石

10月の誕生石として知られるトルマリンは、カラーストーンの中でも特に色の種類が豊富な宝石です。
トルマリンのカラーバリエーションは、「無い色がない」と言われるほどの豊富さ。
一説によると、そのカラーバリエーションは100種類以上にもおよぶのだとか。
トルマリンの色の種類が多いのはなぜ?
トルマリンのカラーバリエーションが豊富な理由のヒントは、トルマリンに含まれる含有元素にあります。
カラーストーンは、鉱石の基本となる成分にその他の元素が混ざることで、様々な色に発色する種類が多いです。
トルマリンも同様で、銅、鉄、マンガンといった含有元素によって個性的なカラーバリエーションが生まれています。
たとえば、パライバトルマリンのネオングリーンの発色は、銅と酸化クロムによるものです。

トルマリンの人気の色7選
トルマリンの豊富なカラーバリエーションの中でも特に人気の高い色は、ネックレスなどのジュエリーに使われることが多いです。
ここからは、トルマリンの人気の色7種類を一覧でご紹介いたします。
ルべライト(レッドトルマリン)
濃いピンク~赤色のトルマリンは、ルベライト(レッドトルマリン)と呼ばれています。
ルベライトはトルマリンの中でも産出量が少なく、希少価値の高い色と言われます。
ちなみに、ルベライトはその鮮やかな赤色から、長らくルビーと混同されてきた歴史を持ちます。
長らくルビーと思われていたルベライトでは、ロシア・ロマノフ朝のいちごの彫刻が有名です。
ピンクトルマリン
ピンク色のトルマリンは、ピンクトルマリンと呼ばれています。
ピンクトルマリンのピンク色のトーンは、パステルカラーから鮮やかなネオンカラーまで、幅広いバリエーションがあります。
ネックレスや指輪などのファッションジュエリーに多く使われる、比較的身近なトルマリンです。
なお、赤みが非常に強いピンクトルマリンは、ルベライトに分類されることもあります。
グリーントルマリン
緑色をしたトルマリンは、グリーントルマリンと呼ばれています。
グリーントルマリンの緑色は、鮮やかな緑色からスモーキーグリーン、オリーブグリーンまで様々。
特に発色の美しいグリーントルマリンは、かつてはエメラルドと混同されることも多かったようです。
カナリートルマリン(イエロートルマリン)
鮮やかな黄色~黄金色をしたトルマリンは、カナリーイエロートルマリンと呼ばれています。
カナリーイエロートルマリンは、その名前の通りカナリアの羽根のようなネオンカラーの黄色が特徴的。
赤色のルベライトと同様に、黄色のカナリーイエロートルマリンも産出量の少なさから希少価値が高いです。
1983年に発見された比較的新種のトルマリンですが、トルマリンの人気種に仲間入りを果たしています。
インディゴライト(ブルートルマリン)
淡い水色~濃い紺色のトルマリンは、ブルートルマリンと呼ばれています。
ブルートルマリンの中でも、まるでデニム生地のような鮮やかな色彩を持つ宝石は、インディゴライトと呼ばれることもあります。
インディゴライトは宝石として扱える上質な石(宝石質)が少ないことから、特に希少価値の高いトルマリンとして知られています。
パライバトルマリン
ネオンブルーの独特の色彩を持つトルマリンは、パライバトルマリンと呼ばれています。
パライバトルマリンの名前は、発見地で主要産地のひとつであるブラジル・パライバ州に由来しています。
パライバトルマリンは、希少価値の高さとその圧倒的な美しさから、世界三大希少石に数えられています。
その希少価値の高さは、ルビー・サファイア・エメラルドといった有名どころの宝石たちを遥かに凌ぐ希少性。
産出量も年々右肩下がりに減少しているため、今後ますます価格が高騰する宝石の筆頭格とされています。
バイカラートルマリン
ひとつの宝石に2色あらわれたトルマリンは、バイカラートルマリン(パーティーカラートルマリン)と呼ばれています。
色のバランスや組み合わせは宝石によって異なるため、一期一会の出会いが楽しめるでしょう。
ピンクとグリーンのバイカラートルマリンは、原石の断面がすいかのように見えることから、ウォーターメロントルマリンと呼ばれます。

トルマリンのおすすめネックレス
個性豊かな色合いが魅力のトルマリンは、ネックレスの宝石としても人気が高いです。
ここからは、おすすめのトルマリンネックレスをいくつかご紹介します。
パライバトルマリンのプラチナネックレス
しずくモチーフの中に、約0.1カラットのパライバトルマリンが鮮やかに輝くプラチナネックレス。
パライバトルマリンならではのビビッドなネオンブルーを存分に堪能できるネックレスです。

ピンクトルマリンのプラチナネックレス
約1.4カラットの大粒ピンクトルマリンを贅沢にあしらったペアシェイプデザインのプラチナネックレス。
0.15カラットダイヤモンドの取り巻きデザインが、ピンクトルマリンの色彩をさらに引き立ててくれます。

トルマリンのジュエリーでおしゃれを楽しみましょう
ここまで、トルマリンの人気色の種類を一覧でご紹介しました。
トルマリンは、ジュエリーとして使われる人気色だけでも、30種類以上のカラーバリエーションを持つ個性豊かな宝石です。
広島の老舗ブランド・WAKOでは、幅広いカラーバリエーションのトルマリンをあしらったジュエリーも多数ございますので、是非ご来店下さいませ。
















