宝石の和名・日本名を色別に紹介!人気の14種類を一覧で解説
2025.05.12 829 View


三大希少石を徹底深堀り!婚約指輪に人気な宝石の種類や特徴を解説
宝石の和名・日本名には、一般に知られるカタカナの名前とはひと味違う、奥ゆかしさや上品さを感じることができます。 そこで今回は、人気の宝石14種類の和名を一覧で解説します。 ...
宝石の和名・日本名には、一般に知られるカタカナの名前とはひと味違う、奥ゆかしさや上品さを感じることができます。
そこで今回は、人気の宝石14種類の和名を一覧で解説します。
宝石の色別にご紹介しておりますので、是非、お気に入りの宝石の和名を調べてみてください。
目次
宝石には“和名”がある
宝石の名前は、一般に知られているカタカナの名前のほかに、漢字を用いた和名が存在しています。
西洋文化が入る前の時代の日本でも、いくつかの宝石は知られていましたが、すべて和名で呼ばれていました。
宝石の和名は、宝石の色や特徴などが由来となった名前が多く、漢字からどんな宝石なのかを連想することもできます。
赤色・ピンク色の宝石の和名
赤色やピンク色の宝石は、一目見ただけで活力が湧き上がるような情熱的な色が特徴です。
ここでは、赤・ピンクの宝石の中から、特に人気の高いルビー、ガーネット、トルマリンの和名をご紹介します。
ルビー(紅玉)
7月の誕生石として知られるルビーの和名は、紅玉(こうぎょく)です。
サファイア、エメラルドと共に三大宝石に数えられる有名な宝石で、指輪などジュエリーにあしらわれています。
ルビーの石言葉には、熱情、仁愛、威厳などがあります。
ガーネット(柘榴石)
1月の誕生石であるガーネットの誕生石は、柘榴石(ざくろいし)です。
原石の結晶がザクロの果実のように赤く、つぶつぶとした形状をしているため、このような和名になったと考えられています。
ガーネットの石言葉には、真実、友愛、忠実などがあります。
トルマリン(電気石)
幅広いカラーバリエーションが魅力である10月の誕生石・トルマリンの和名は、電気石(でんきいし)です。
トルマリンが電気石と呼ばれる理由は、トルマリンが持つ焦電効果(圧電効果)という性質にあります。
焦電効果(圧電効果)とは、圧力・温度に変化を加えた際に、電気を発生させる性質のこと。
鉱物でこの性質を持つのは、トルマリンだけと言われています。
オレンジ色・黄色の宝石の和名
黄色やオレンジ色の宝石は、心身が元気になりそうなビタミンカラーが特徴です。
ここでは、オレンジ色・黄色の宝石の中から、特に人気の高いトパーズとシトリンの和名をご紹介します。
トパーズ(黄玉)
11月の誕生石・トパーズの和名は、黄玉(おうぎょく)です。
その名前の通り、薄い黄色や黄金色のイメージが根強いトパーズですが、実は青色やピンクなど幅広いカラーバリエーションがあります。
トパーズの石言葉としては、誠実、友情、潔白、希望などがあります。
シトリン(黄水晶)
トパーズと同じく、11月の誕生石であるシトリンの和名は、黄水晶(きすいしょう)です。
和名の通り、シトリンは水晶の一種で、パワーストーンとしても高い人気があります。
緑色の宝石の和名
緑色の宝石は、見ているだけで心が穏やかになりそうな落ち着いた色合いが特徴です。
ここでは、緑色の宝石の中から、特に人気の高いエメラルド、ペリドット、アレキサンドライトの和名をご紹介します。
エメラルド(翠玉)
世界三大宝石のひとつで5月の誕生石でもあるエメラルドの和名は、翠玉(すいぎょく)です。
その和名の通り、エメラルドは若葉のような緑色が特徴で、古代エジプトの女王クレオパトラも愛したと伝えられています。
ペリドット(橄欖石)
8月の誕生石であるペリドットの和名は、橄欖石(かんらんせき)です。
橄欖(かんらん)とは別名をチャイニーズオリーブという植物で、オリーブに似た実をつけることで知られています。
ペリドットはそのオリーブのような瑞々しい黄緑色の石色から、和名では橄欖石と呼ばれているようです。
アレキサンドライト(金緑石)
世界三大希少石のひとつで、6月の誕生石でもあるアレキサンドライトの和名は、金緑石(きんりょくせき)です。
アレキサンドライトは原石の状態では金色を帯びた緑色をしており、原石の色味から和名がつけられたと言われています。
なお、光源の種類によって色が変わる変色性の性質は、アレキサンドライトの原石の状態でも見ることができます。
水色・青色の宝石の和名
青色や水色の宝石は、海や空の色を連想させるさわやかな色合いが特徴です。
ここでは、青色と水色の宝石の中から、特に人気の高いサファイアとアクアマリンの和名をご紹介します。
サファイア(蒼玉)
世界三大宝石のひとつで、9月の誕生石でもあるサファイアの和名は、蒼玉(せいぎょく)です。
海のように鮮やかな青色の石色が特徴で、指輪やネックレスなど多くのジュエリーにあしらわれています。
ちなみに、青色以外のサファイアは、ファンシーカラーサファイアと呼ばれています。
アクアマリン(藍玉)
3月の誕生石のアクアマリンの和名は、藍玉(らんぎょく)です。
資料によっては、水宝玉(すいほうぎょく)と呼ばれることもあります。
アクアマリンの魅力は、穏やかな海のような水色の石色です。
古くは航海のお守りとして、ヨーロッパの船乗りたちの必需品とされていたようです。
紫色の宝石の和名
紫色の宝石は、身に着けるだけで上品な装いになれそうな気高い色合いが特徴です。
ここでは、紫色の宝石の中から、特に人気の高いアメシスト、ロードライトガーネットの和名をご紹介します。
アメシスト(紫水晶)
2月の誕生石で、パワーストーンとしても人気の高いアメシストの和名は、紫水晶(むらさきすいしょう)です。
和名の通りアメシストは水晶の一種で、鉄分を含有するため紫色に発色すると考えられています。
アメシストが地層中の地下熱にさらされると黄色に変色し、シトリンとなります。
ロードライトガーネット(薔薇柘榴石)
特徴的な色味が魅力のロードライトガーネットの和名は、薔薇柘榴石(ばらざくろいし)です。
ガーネットの一種ですが赤色ではなく、薔薇の花びらのような鮮やかな赤紫色をしているのが特徴です。
透明・白色の宝石の和名
透明や白色の宝石は、しみ一つない透明感の高さが魅力的です。
ここでは、透明・白色の宝石の中から、特に人気の高いダイヤモンド、パールの和名をご紹介します。
ダイヤモンド(金剛石)
4月の誕生石・ダイヤモンドは、言わずと知れた「宝石の王様」。
婚約指輪の宝石としても根強い人気を誇っています。
そんなダイヤモンドの和名は金剛石(こんごうせき)。
地球上のあらゆる鉱物の中で最も傷つきにくいダイヤモンドの硬さを象徴した和名となっています。
パール(真珠)
6月の誕生石であるパールの和名は真珠(しんじゅ)です。
かつては、海で採れる宝石をまとめて珠(たま)や詐良多摩(しらたま)と呼んでいました。
しかし、年代が下るとともに、その呼び名が転じて真珠と呼ばれるようになったようです。
宝石にはおしゃれな和名がたくさん
ここまで、人気の宝石14種類の和名を色別にご紹介しました。
宝石の和名は、宝石の特徴や色味を表すものが多く、漢字の印象もおしゃれなものが多いです。
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