宝石の本物・偽物を見分ける鑑別書とは?鑑定書との違いや見方を解説
2025.02.12 17 View


カラーストーンのジュエリーを購入するときに気になるのが、宝石の本物・偽物(天然石か人工石か)ではないでしょうか。 じつは、鑑別書があれば、宝石の真贋や種類といったデータを詳し...
カラーストーンのジュエリーを購入するときに気になるのが、宝石の本物・偽物(天然石か人工石か)ではないでしょうか。
じつは、鑑別書があれば、宝石の真贋や種類といったデータを詳しく知ることができるのです。
そこで今回は、宝石の鑑別書の見方や、鑑定書との違いなどを解説します。
目次
鑑別書とは宝石の正しい種類が分かる書類
鑑別書では、カラーストーンからダイヤモンドまであらゆる宝石の種類・特徴を調べることができます。
ルビーやサファイアといったカラーストーンのジュエリーを購入した際、鑑別書が付属することがあります。
宝石の鑑別書は婚約指輪・結婚指輪などの購入時に入手できるほか、個人で専門機関に発行依頼することも可能です。
宝石の鑑別書・鑑定書の違い
鑑別書と鑑定書はどちらも宝石に関わる書類ですが、この2つには明確な違いがあります。
- 鑑別書:宝石の種類や特徴についての書類
- 鑑定書:ダイヤモンドの品質についての書類
鑑別書は、ルビー、サファイアといったカラーストーンからダイヤモンドまで、すべての宝石が対象となります。
一方、鑑定書は、ダイヤモンドのみが対象となります。
ジュエリーデザインによっては、鑑別書と鑑定書の両方が発行されることがあります。
宝石の鑑別書と保証書の違い
婚約指輪・結婚指輪といったジュエリーの保証書も、宝石の鑑別書とは別の書類です。
保証書は、ジュエリーの“商品”としての品質を保証する書類です。
購入日や品番、地金の品位といった、購入商品に関する情報が記載されます。
サイズ直しなどの修理・メンテナンスの際に、保証書が必要となるケースもあります。
婚約指輪・結婚指輪の宝石に鑑別書が欠かせない理由
宝石つきの婚約指輪・結婚指輪を選ぶ際、多くの方が気になるのが宝石が本物か偽物か、という点ではないでしょうか。
特に、ルビーなどカラーストーンに関しては、一目見ただけではプロでも正しい種類の判別が難しいとされています。
そのため、より正確な種類や特徴が分かる鑑別書つきのジュエリーを選ぶことをおすすめします。
宝石の鑑別書が付属する婚約指輪・結婚指輪であれば、使われている宝石の真贋や種類はもちろん、品質についても信用して選ぶことができます。
カラーストーンのブライダルリング専門店「WAKO BRIDAL color jewelry」では、すべての婚約指輪・結婚指輪に宝石の鑑別書をお付けしております。
宝石の鑑別書の見方
宝石の鑑別書に書かれている内容としては、おもに以下の4点が挙げられます。
- 宝石の種類
- 宝石のカットの種類
- 宝石のカラット数・色・透明度・屈折率など
- 宝石の人工処理の有無
なお、鑑別書の項目は鑑別書を発行する企業や団体によって多少変わることがあります。
詳しくは各鑑別機関などの公式ホームページを参考にしてください。
宝石の種類
鑑別した宝石の鉱物名(コランダム、ベリルなど)や、宝石としての一般名が書かれています。
たとえば、天然ルビーの場合は「天然コランダム」などと記載されます。
宝石のカットの種類
鑑別した宝石に、どのような形状のカットが施されているかが書かれています。
定番のラウンドカットのほか、オーバルカットやペアシェイプカットなど、豊富なバリエーションがあります。
宝石のカラット数・色・透明度・屈折率など
鑑別書には、カラット数・色・透明度・屈折率といった、宝石の鉱物としての特徴が記載されています。
カラット数は宝石の重さ(1カラット=0.2g)を表しますが、さらに別項目でサイズ(mm)を記載する鑑別書もあります。
また、鑑別する宝石の種類によっては、蛍光性や多色性・偏光性といった細かい特徴も記載されることがあります。
宝石の人工処理の有無
一部のカラーストーンは、美しさや耐久性を向上させるために、加熱や含浸などの処理が施されるケースがあります。
鑑別書では、そういった人工的な処理の有無についても記載されています。
ただし、人工処理がある宝石=品質がよくない、というわけではありません。
エメラルドなど、宝石の性質のためほとんどの石に人工処理が施される種類の宝石もあります。
宝石の鑑別書が発行できる場所・費用
宝石の鑑別は、おもに以下の2箇所に依頼することができます。
- ジュエリーブランド
- 宝石鑑定・鑑別の専門機関
ここからは、それぞれの特徴を解説します。
ジュエリーブランド
参考価格:無料
ジュエリーブランドの中には、宝石の鑑定・鑑別における国際的な資格であるGIA GG(Graduate Gemologist)やFGAを取得した宝石鑑別のプロが在籍しているお店があります。
鑑別士スタッフがいるジュエリーブランドの最大の魅力は、「鑑別書つきのカラーストーンジュエリーを購入しやすい」という点。
鑑別書で種類や真贋を保証されたカラーストーンから選べるため、信頼度や安心感を持ってジュエリー選びができるでしょう。
WAKO BRIDAL color jewelryでは、すべての婚約指輪・結婚指輪に、宝石の鑑別書を添付しております。
宝石鑑別の専門機関
参考価格:3,960円~
既にお手持ちの宝石の鑑別をしたい場合は、宝石鑑別の専門機関に依頼するのがおすすめです。
代表的な鑑定機関としてはアメリカのGIA(米国宝石学会)、日本のCGL(中央宝石研究所)などがあります。
宝石鑑定・鑑別の専門機関では最も正確で信頼性の高い宝石の鑑別書を発行できますが、指輪などジュエリーの状態では鑑別ができない機関もあります。
婚約指輪・結婚指輪は鑑別書つきがおすすめ
ここまで、宝石の鑑別書の見方や、鑑別書と鑑定書の違いなどを解説いたしました。
カラーストーンなど宝石つきの婚約指輪・結婚指輪を購入する際は、宝石の種類が正式に分かる鑑別書つきのものから選ぶと安心です。
日本初のカラーストーン専門ブライダルジュエリーブランドである「WAKO BRIDAL color jewelry」では、すべての指輪に鑑別書をお付けしています。
カラーストーンの婚約指輪・結婚指輪が気になった方は、是非、WAKO BRIDAL color jewelryの公式通販サイトをご覧下さいませ。