珍しい宝石ランキングTOP10!世界の希少石を一覧でご紹介
2024.12.02 14,280 View


三大希少石を徹底深堀り!婚約指輪に人気な宝石の種類や特徴を解説
世界中で見つかる色とりどりの宝石たちの中には、希少価値の高い「希少石」が存在しています。 本記事では、そんな珍しい宝石たちの希少性をランキング形式でご紹介。 皆さまのお...
世界中で見つかる色とりどりの宝石たちの中には、希少価値の高い「希少石」が存在しています。
本記事では、そんな珍しい宝石たちの希少性をランキング形式でご紹介。
皆さまのお気に入りの希少石を探してみてください。
目次
希少石とはズバリ“珍しい宝石”のこと
指輪などにあしらわれる美しい宝石の中には、なかなかお目にかかることができない珍しい宝石があります。
珍しい宝石とは、限られた地域でしか産出されない宝石や、美しい原石の絶対数が少ない宝石です。
これらの宝石は、「希少石」とも呼ばれています。
希少石は、その神秘的な美しさと希少性から、ダイヤモンド以上の価値を見いだされることも少なくありません。
世界三大希少石とアメリカ三大希少石
珍しい宝石を語る上で外せないのが、世界三大希少石とアメリカ三大希少石の存在です。
世界三大希少石は、世界を代表する3つの希少石のことを指します。
- パパラチアサファイア
- アレキサンドライト
- パライバトルマリン
アメリカ三大希少石は、主にアメリカで産出される3つの希少石を指します。
- ロードクロサイト
- レッドベリル
- ベニトアイト
世界三大希少石とアメリカ三大希少石のどちらも、希少性と美しさを兼ね備えた人気の高い宝石です。
世界的に珍しい宝石ランキングTOP10
珍しい宝石は、その美しさと希少性で世界中の宝石好き・ジュエリー好きを虜にしています。
ここからは、世界中の珍しい宝石の希少性を、ランキング形式で10種類ご紹介いたします。
【第10位】ピジョンブラッドルビー
珍しい宝石ランキング第10位に輝いたのは、ルビーの最上級品であるピジョンブラッドルビー。
7月の誕生石としても知られる宝石の女王・ルビーは、実はワイン色がほとんどで、絵の具のように真っ赤な宝石はとても珍しいとされています。
そんなルビーの中でも特別と言われているのが、ミャンマー産のピジョンブラッドルビーです。
ピジョンブラッドルビーは「ハトの血」という異名の通り鮮血のような深い赤色が特徴です。
【第9位】ノンオイルエメラルド
ルビーやサファイアと共に世界三大宝石に名を連ねるエメラルドは、新緑のような鮮やかな緑色が美しい5月の誕生石です。
そんなエメラルドですが、内包物や傷が多い鉱物のため、ほぼすべての宝石に含侵処理(オイル処理)が施されています。
しかし、極まれに、内包物や傷が目立たず含侵処理されていないノンオイルエメラルドも存在します。
ノンオイルエメラルドは非常に希少で、エメラルド総量のうちの数%程度とされています。
【第8位】タンザナイト
12月の誕生石として知られるタンザナイトは、その名の通りアフリカ・タンザニアのメレラニ鉱山で産出される、青色のゾイサイトです。
タンザナイトという宝石名は、このメレラニ鉱山付近で産出された宝石にのみ使うことが許されています。
タンザナイトは1960年代に発見されたばかりの宝石ですが、年々産出量が減少しており、今後はさらに珍しい宝石となる可能性が高まっています。
【第7位】ロードクロサイト
アメリカ・コロラド州で産出されるロードクロサイトは、ベニトアイトやレッドベリルと並んでアメリカ三大希少石に名を連ねる、珍しい宝石です。
ロードクロサイトはインカローズという名称でパワーストーンショップでも売られていますが、透明度が高いものはほんの一握りしか産出されません。
高い透明度と鮮やかなピンクオレンジの発色を兼ね備えた宝石のみがロードクロサイトと呼ばれ、指輪などに仕立てられます。
【第6位】レッドベリル
アメリカ三大希少石のひとつであるレッドベリルは、世界でもアメリカ・ユタ州のワーワー山脈でしか産出されない、珍しい宝石です。
緑色のエメラルドや水色のアクアマリンなど、ベリル系の宝石は数多く存在しますが、赤色に発色するものはレッドベリルしかありません。
さらに、レッドベリルが産出されていたワーワー山脈の鉱山は既に閉山してしまったため、今後さらに珍しい宝石となる事が予想されます。
【第5位】グランディディエライト
青銅のような気品があるグランディディエライトは、マダガスカル島で産出される青緑色の宝石です。
長年、半透明~不透明なもののみが産出されていましたが、透明度の高い原石が2014年に発見され、希少石として注目を集めるようになりました。
唯一の原産国であるマダガスカルでは、その希少性の高さから、グランディディエライトの海外輸出量に規制をかけていると言われています。
【第4位】ベニトアイト
アメリカ・カリフォルニア州サンベニト郡などで産出されるベニトアイトは、アメリカ三大希少石のひとつに数えられる珍しい宝石です。
透きとおった群青色の宝石で、高い分散率を持つことからダイヤモンドにも匹敵する強い輝き(ファイヤ)を見せてくれます。
主な産地はアメリカですが、日本の新潟県糸魚川市近郊でも産出されたことがある、希少ながら身近な宝石です。
【第3位】パパラチアサファイア
ここからは、珍しい宝石ランキングもトップ3に突入。
希少性も美しさも桁違いに高い希少石ばかりがラインナップされています。
第3位は、「サファイアの王様」という異名を持つパパラチアサファイア。
9月の誕生石であるサファイアの一種ですが、一般的なブルーではなく夕暮れのようなピンクオレンジのカラーをしています。
ピンク・オレンジどちらのトーンが強くてもパパラチアサファイアとは認められないため、パパラチアサファイアは非常に珍しい宝石となっています。
パパラチアサファイアはその珍しさから、世界三大希少石にも名を連ねています。
【第2位】アレキサンドライト
世界三大希少石のひとつであるアレキサンドライトは、昼夜で変化する2つの顔を持つ希少石です。
光源により色が変わる変色性という性質を持った宝石しかアレキサンドライトとは認められないため、非常に珍しい宝石となっています。
19世紀ロシアで発見され、当時のロシア皇室に献上されたことから、「宝石の王様」という異名を持っています。
また、アレキサンドライトは2021年の誕生石改定により、6月の誕生石に新しく加えられました。
【第1位】パライバトルマリン
1980年代にブラジル・パライバ州で発見されたパライバトルマリンは、目が覚めるようなネオンブルーカラーがまぶしい希少石です。
幅広いカラーバリエーションがあるトルマリンの一種で、10月の誕生石でもあります。
パライバトルマリンはまだ歴史の浅い宝石ですが、その美しさと希少性から世界三大希少石にその名前が加えられています。
現在はアフリカ・モザンビークなど数か所で産出されるのみとなっており、今後さらに希少価値が高まると予想されています。
珍しい宝石は婚約指輪にも大人気
希少性の高さと別格の美しさを兼ね備えた珍しい宝石は、婚約指輪の宝石としても高い人気があります。
近年、希少石やカラーストーンなどダイヤモンド以外の宝石をあしらった個性的な婚約指輪が、幅広い世代の注目を集めています。
珍しい宝石を使った婚約指輪・結婚指輪は、カラーストーンの品揃えが豊富なジュエリーブランドで購入することができます。
日本初のカラーストーンブライダルジュエリー専門店であるWAKO BRIDAL color jewerlyでは、希少石の婚約指輪・結婚指輪を公式通販サイトでご覧いただけます。
珍しい宝石の婚約指輪で他の人と差をつけよう
ここまで、世界的に珍しい宝石“希少石”を、ランキング形式でご紹介いたしました。
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WAKO BRIDAL color jewelryでは、熟練のジュエリー職人が手掛けるカラーストーンの婚約指輪・結婚指輪を通販で購入することができます。
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