10月の誕生石はオパールとトルマリン。意味や色を一覧で紹介
2024.06.30 452 View


11月の誕生石はどんな宝石?トパーズとシトリンについて詳しく解説
ミステリアスな輝きが魅力の10月の誕生石、オパールとトルマリン。どちらも、ジュエリーの宝石として人気が高いです。本記事では、10月の誕生石であるオパールとトルマリンの知られざる魅力...
ミステリアスな輝きが魅力の10月の誕生石、オパールとトルマリン。どちらも、ジュエリーの宝石として人気が高いです。本記事では、10月の誕生石であるオパールとトルマリンの知られざる魅力について紹介いたします。
目次
10月の誕生石はオパールとトルマリン
10月の誕生石は、オパールとトルマリンの2種類です。
オパールとトルマリンのどちらも、10月の誕生石として古くから親しまれてきた人気のカラーストーンです。
オパール
10月の誕生石として有名なオパールは、他のカラーストーンには見られないオーロラ色の光彩を持った宝石です。
日本でも見つかる宝石のひとつで、石川県、福島県、愛知県などで産出されています。
オパールの特徴と魅力
10月の誕生石であるオパールの最大の魅力は、多彩に変化する虹色の輝きではないでしょうか。
オパールの特徴的な虹色は遊色効果と呼ばれ、鉱物ではオパールのみに現れる現象と言われています。
また、オパールは母岩であるポッチの色味によっても石色が変化します。
有名なオパールの石色としては、以下のような種類があります。
- ブラックオパール
- ライトオパール(ホワイトオパール)
- ファイアオパール
- ウォーターオパール
- グリーンオパール
オパールの値段を左右する“遊色効果”
オパールを語る上で欠かせない特徴のひとつに、遊色効果(プレイ・オブ・カラー)があります。
遊色効果とは、オパールが持つ色彩効果のひとつで、宝石の表面に虹色の色彩が現れる現象を指します。
オパールは、この遊色効果が強ければ強いほど高級品とされ、高い値段で取引されます。
オパールの歴史と意味
オパールは、古代ローマの時代から人々に愛されてきた長い歴史を持つ宝石です。
さらに、スカンジナビアの女性は、現代においてもオパールでできたヘアバンドを装飾品として愛用しています。
これは、オパールの持つ癒しの力が白髪を予防すると考えられているためです。
また、オパールという名前は、「色の変化を見る」という意味のギリシャ語Opáliosが語源と言われています。
オパールが10月の誕生石となった驚きの理由
実は、オパールが10月の誕生石になった理由には、かつてヨーロッパで信じられた「ある迷信」が関わっているのです。
それは「10月生まれ以外がオパールを身につけると不幸になる」というもの。
発端は19世紀頃のとある小説の描写でしたが、いつしかオパールの噂だけが独り歩きして、迷信として定着してしまったのです。
その後、イギリスのヴィクトリア女王が王女たちにオパールの指輪を贈ると、オパールの迷信はたちまち消え去り、人気の宝石となりました。
オパールの石言葉
オパールの石言葉には「純真無垢」「希望」「幸運」などがあります。
オパールのお手入れ
オパールは、宝石の内部に水分を多く含んでいるため、熱や光に弱い性質を持っています。
そのため、直射日光のあたる場所は避けて保管しましょう。
汚れがついた場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて、柔らかいブラシなどで優しく汚れを落としてください。
ただし、オパールは硬度5~6.5と非常に傷つきやすい宝石のため、超音波洗浄機の使用は控えましょう。
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トルマリン
10月の誕生石であるトルマリンは、「電気石」という和名の通り、温度変化や加圧により電気を発生する特徴があります。
トルマリンの特徴と魅力
トルマリンの特徴は何と言っても、数ある宝石の中でも類を見ないカラーバリエーションの豊富さ。
現在確認されているだけでも、100種類以上ものトルマリンが存在すると言われています。
トルマリンの人気種類一覧
特にジュエリーとして人気が高いトルマリンとしては、以下のような種類があります。
- ピンクトルマリン
- グリーントルマリン
- ルベライト(レッドトルマリン)
- インディゴライト(ブルートルマリン)
- パライバトルマリン
- バイカラートルマリン
- ウォーターメロントルマリン
パライバトルマリンは世界三大希少石にも数えられる希少価値の高いトルマリンです。
青空のようなネオンブルーの色味をしています。
バイカラートルマリンは、1つの石に複数の色味が見られる個性的な石色が特徴的。
緑色とピンク色からなるウォーターメロントルマリンも、バイカラートルマリンの一種です。
トルマリンの歴史と意味
トルマリンは、少なくとも16世紀頃にはジュエリーにあしらわれていた、古くから知られた宝石でした。
しかし、宝石の鑑別技術が確立されていなかった時代には、ルビー、エメラルドといった他の宝石と混同されることも少なくなかったようです。
このような歴史もあり、トルマリンという名前は、スリランカのシンハラ語で「混ざり合った」という意味のTurmaliが語源となりました。
トルマリンは西太后も愛した宝石
トルマリンを愛した著名人として有名なのが、中国清朝最後の女帝、西太后です。
西太后はアメリカから約120トンものトルマリンを輸入し、ジュエリーや日用品として愛用したという記録が残っています。
トルマリンの石言葉
トルマリンの石言葉は「邪気」「寛大」などがあります。
トルマリンのお手入れ
トルマリンは静電気が起きやすい性質を持っているため、埃が付着してしまうことがあります。
そのため、保管の際は乾いた柔らかい布で乾拭きしてから収納するのがおすすめです。
皮脂や埃が乾拭きでもとれない場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸けて、柔らかいブラシで優しく洗いましょう。
ただし、トルマリンの割れや欠けの原因になるため、超音波洗浄機の使用は控えてください。
10月生まれの星座石は?
10月生まれの方は、てんびん座(9月23日〜10月23日生まれ)もしくはさそり座(10月24日~11月21日生まれ)です。
てんびん座やさそり座の方を守護する星座石と10月の誕生石を組み合わせることで、自分だけのジュエリーを作ることができます。
- 星座石とは?
- 12星座それぞれに決められた2種類~4種類のカラーストーン。星座に属する人を護り導く役目を果たすと考えられている。
てんびん座の星座石
10月に誕生日を迎えるてんびん座の方の星座石は、以下の4つの宝石です。
- ラピスラズリ
- アズライト
- ソーダライト
- ターコイズ
さそり座の星座石
10月に誕生日を迎えるさそり座の方の星座石は、以下の4つの宝石です。
- オパール
- ガーネット
- ヘマタイト
- レッドジャスパー
10月の誕生石でおしゃれな婚約指輪を
本記事では、10月の誕生石であるオパールとトルマリンについて紹介いたしました。
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