カラーチェンジする代表的な宝石6選を紹介。変色性の仕組みも解説
2024.06.30 9,249 View


三大希少石を徹底深堀り!婚約指輪に人気な宝石の種類や特徴を解説
光の種類で宝石の色味が変わって見える変色性(カラーチェンジ)は、その二面性から、時代や人種を問わず多くの人を虜にしてきました。そこで今回は、カラーチェンジする代表的な宝石6種を紹介...
光の種類で宝石の色味が変わって見える変色性(カラーチェンジ)は、その二面性から、時代や人種を問わず多くの人を虜にしてきました。そこで今回は、カラーチェンジする代表的な宝石6種を紹介いたします。
カラーチェンジする宝石とは?
宝石の中には、色が変化するカラーチェンジの性質を持った種類が存在しています。
赤から緑、黄色からオレンジ色など、宝石の種類によってその色味は様々。
しかし、カラーチェンジする宝石はいずれも、その希少性やミステリアスな二面性から、世界中で高い人気を誇っています。
宝石のカラーチェンジは変色性によるもの
宝石のカラーチェンジは変色性によるものです。
変色性とは、自然光と人工光では宝石の色味がまったく違って見える現象です。
自然光はいわゆる太陽光のことで、人工光は、白熱灯やロウソクなどの光を指します。
変色性アレキサンドライト効果やカラーチェンジ効果とも呼ばれており、ごく一部の宝石にしか見られない珍しい効果と言われています。
宝石のカラーチェンジの仕組み
宝石の変色性の仕組みには、自然光と人工光の性質の違いが大きく関わっています。
自然光と人工光では、光に含まれる波長(スペクトル)が異なります。
光の波長は肉眼では見えませんが、赤、黄色、青などの様々な色を含んでいることがわかっています。
通常の宝石であれば、どの光源であっても1つの波長のみ吸収するため、屋外と室内のどちらでも同じ色味で輝きます。
しかし、カラーチェンジをする宝石は、光源によってそれぞれ異なる色の波長をキャッチしています。
そのため、変色性のある宝石は、自然光と人工光では色味がまったく違って見えるのです。
カラーチェンジする宝石6選
カラーチェンジする宝石とひとくちに言っても、世界中には様々な種類が存在します。
本記事では、カラーチェンジする宝石のうち、特に有名な以下の6種類の宝石についてご紹介いたします。
アレキサンドライト
カラーチェンジガーネット
ベキリーブルーガーネット
カラーチェンジサファイア
カラーチェンジスピネル
カラーチェンジフローライト
カラーチェンジする宝石の婚約指輪は
目次
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アレキサンドライト
自然光:青緑色
人工光:赤紫色
アレキサンドライトは、カラーチェンジする宝石の代表格ともいえる人気の種類です。
自然光では青みがかった緑色、人工光では紫がかった赤色に輝くことから、昼のエメラルド、夜のルビーとも言われています。
「カラーチェンジ=アレキサンドライト」というイメージが強すぎるあまり、宝石の変色性のことをアレキサンドライト効果と呼ぶこともあります。
また、アレキサンドライトは、その希少性の高さから、世界三大希少石のひとつに数えられています。
カラーチェンジガーネット
自然光:黄色、灰色 など
人工光:オレンジ色、ピンク色 など
カラーチェンジガーネットは、マラヤガーネットの一種で変色性を持ったガーネットを指します。
パイロープとスペサルティンという2種類のガーネットの性質が混ざることで、アレキサンドライトにも劣らない変色性を生み出しています。
アレキサンドライトと同じ色のカラーチェンジガーネットは、高品質な石であればプロでも見間違うほどアレキサンドライトにそっくりなのだそう。
そのため、本物のアレキサンドライトと区別するためにアレキタイプと明記して販売されることも多いです。
また、ガーネットは古代文明の頃より宝石として珍重されてきましたが、カラーチェンジガーネットが発見されたのはほんの数十年前のこと。
今では、アレキサンドライトに次ぐ人気を誇るカラーチェンジの宝石となりました。
ベキリーブルーガーネット
自然光:青色
人工光:ピンク色
ベキリーブルーガーネットは、先ほどご紹介したカラーチェンジガーネットの中でも特に新しい新種のガーネット>です。
自然光の下では青色に発色し、人工光の下ではあざやかなピンク色に変色します。
実は、ベキリーブルーガーネットが発見されるまでは「青色のガーネットは存在しない」とさえ言われていました。
そのため、幻のガーネットとして世界中のコレクターから注目を集めています。
カラーチェンジサファイア
自然光:青色
人工光:紫色
青色が魅力的なサファイアにも、変色性を持ったカラーチェンジの種類が存在します。
カラーチェンジサファイアも、自然光の下ではごく一般的な青色のサファイアに見えます。
しかし、白熱灯などの人工光に当てると、赤ワインのような濃い紫色に変化します。
また、まれにではありますが、緑色から赤褐色へと変化するカラーチェンジサファイアも確認されています。
カラーチェンジスピネル
自然光:群青色
人工光:ライラック色
ルビーと見間違うほどの鮮やかな赤色が特徴的なスピネルにも、カラーチェンジの特性を持った宝石が存在します。
スピネルの主要産地のひとつであるスリランカでは、群青色からライラック色に変化するカラーチェンジスピネルが発見されています。
スピネルに微量元素のコバルトが含有されることにより、カラーチェンジ効果を持つスピネルが生まれると考えられています。
カラーチェンジフローライト
自然光:青色
人工光:紫色、ピンク色 など
和名で「蛍石」とも呼ばれるフローライトには、カラーチェンジフローライトを含む幅広いカラーバリエーションが存在しています。
フローライトは大きな原石で発見されることも多く、また、硬度もさほど高くないことから、原石そのままや彫刻として楽しまれることも多いです。
しかし、カラーチェンジ効果を持つフローライトは非常に珍しく、大きな原石は高値で取引されています。
カラーチェンジするの宝石の婚約指輪はどこで買える?
カラーチェンジする宝石の誕生石を使った婚約指輪は、婚約指輪・結婚指輪を取り扱うジュエリーショップで購入することができます。
しかし、ジュエリーショップの中には、ダイヤモンドのみを専門で扱うブランドや、一部のカラーストーンのみを取り扱っているブランドもあり、すべてのジュエリーショップでカラーチェンジする宝石の婚約指輪を購入できるわけではありません。
「カラーチェンジする宝石を使った婚約指輪を作りたいな」という場合は、来店予約の前に、取り扱いがあるかどうか店舗に一度確認していただくことをおすすめします。
ここでは、カラーチェンジする宝石の婚約指輪を取り扱う人気ジュエリーショップ「WAKO」について紹介いたします。多くのカップルにWAKOが選ばれている理由として、以下4つの魅力が挙げられます。
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ここまで、カラーチェンジ(変色性)を持った6つの宝石について紹介いたしました。
光源で色味が変化するカラーチェンジの宝石は、ジュエリーに仕立てると個性的な二面性を楽しむことができます。
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個性的な婚約指輪・結婚指輪を探している方は、是非一度、WAKOへご来店下さい。