三大希少石を徹底深堀り!婚約指輪に人気な宝石の種類や特徴を解説
2024.06.30 2,346 View

「婚約指輪は一生に一度のものだから、人とは違う特別な婚約指輪にしたい」と考えているなら、三大希少石を使った婚約指輪はいかがでしょうか?そこで今回は、三大希少石についてご紹介します。
三大希少石を取り扱うおすすめのジュエリーショップも紹介しますので、どんな婚約指輪にしようか迷っておられる方は、是非、本記事をチェックして下さい。

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三大希少石を使った特別な婚約指輪が人気 ここ数年、ダイヤモンドを使った昔ながらの定番とは少し違う、“三大希少石”と呼ばれる特別なカラーストーンを使った婚約指輪が大きな注目を集めて...
目次
三大希少石を使った特別な婚約指輪が人気
ここ数年、ダイヤモンドを使った昔ながらの定番とは少し違う、“三大希少石”と呼ばれる特別なカラーストーンを使った婚約指輪が大きな注目を集めています。
カラーストーンといえばルビーやサファイアなどが有名ですが、ひとくちにカラーストーンと言っても、世界には膨大な種類のカラーストーンがあります。
そのため、好みのお色や生まれ月の誕生石など、カラーストーンの組み合わせ次第で自分だけの婚約指輪を作ることができます。
中でも「オンリーワンのカラーストーンで特別な婚約指輪を作りたい」という方に人気なのが、三大希少石と呼ばれる3種類の宝石です。
この記事では、婚約指輪にもあしらわれる特別なカラーストーン、三大希少石について紹介いたします。
三大希少石とは
ここからは、三大希少石の種類や特徴などについて解説します。
ダイヤモンドなどその他の宝石との違いや、三大希少石を使ったジュエリーの相場についても紹介しますので、是非参考にしてください。
三大希少石の種類と特徴
三大希少石と呼ばれる宝石は、一般的には以下の3種類を指します。
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パライバトルマリン
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アレキサンドライト
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パパラチアサファイア
また、上記の3種類のほか、アメリカ合衆国が主な産地として知られる以下3種類の宝石は、「アメリカ三大希少石」として三大希少石と並ぶ高い人気を誇っています。
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レッドベリル
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ベニトアイト
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ロードクロサイト(インカローズ)
ここからは、三大希少石であるパライバトルマリン、アレキサンドライト、パパラチアサファイアの特徴についてご紹介します。
パライバトルマリン
三大希少石のひとつであるパライバトルマリンは、別名“幻の石”とも呼ばれる宝石です。
パワーストーンとしても有名なトルマリンの一種で、深い海のように美しく澄んだ青色〜緑色のカラーリングが特徴の美しい宝石です。
また、オパールやローズクォーツと並ぶ10月の誕生石でもあり、ジュエリーとしても人気が高い宝石のひとつです。
パライバトルマリンが“幻の石”と呼ばれる理由は、採掘量の少なさゆえの希少性にあります。
パライバトルマリンはブラジル・パライバ州の鉱山周辺など、世界でも数えるほどの鉱山でしか採掘されない、流通する数が非常に少ない宝石です。
パライバトルマリンが採掘できる場所であっても、既に閉山してしまった鉱山や土地の所有権争いで採掘が長期にわたり中断している鉱山もあるため、パライバトルマリンの採掘量は年間を通してごくわずか。
中でも、色が濃く美しいものや大粒のものは非常に貴重なのです。
そのため、パライバトルマリンは宝石バイヤーでも滅多に出会うことができない希少価値・財産価値ともに高い宝石のひとつとして知られています。
ちなみに、パライバトルマリンが初めて宝石市場に登場したのは1980年代のこと。
その他のカラーストーンと比較しても宝石としての歴史は浅いですが、その美しさゆえにダイヤモンドにも並ぶと評されるほどの根強い人気を誇っています。
アレキサンドライト
三大希少石のひとつであるアレキサンドライトは、別名“宝石の王様”とも呼ばれる宝石です。
光を当てると色が変化するという非常に珍しい宝石で、太陽光の下ではエメラルドのようにあざやかな青緑色に輝き、ロウソクの灯りなど人工的な照明の下ではルビーのような深い赤色に変化する性質を持っています。
パールやムーンストーンと並ぶ6月の誕生石でもあるため、人気が高い宝石のひとつです。
アレキサンドライトが“宝石の王様”と呼ばれる理由は、この宝石のルーツと希少性にあります。そしてアレキサンドライトは、かつてのロシア帝国のロイヤルファミリーと深いかかわりを持った宝石でした。
アレキサンドライトが初めて採掘されたのは、今から約200年前のロシア帝国。採掘された宝石は当時のロシア皇太子・アレクサンドル2世の誕生日に献上されたため、アレクサンドル2世の名前を取り、アレキサンドライトと名付けられました。
また、アレキサンドライトは他2つの希少石と同じく、希少価値の高い宝石のひとつとして知られています。
アレキサンドライトは光の種類により宝石の色が変化する変色性という性質を持っていますが、この性質は“アレキサンドライト効果”と呼ばれています。
どんなに美しく大粒な宝石であっても、アレキサンドライト効果がなければアレキサンドライトと認められないのです。
パパラチアサファイア
三大希少石のひとつであるパパラチアサファイアは別名“サファイアの王”とも呼ばれる宝石です。
ルビーやエメラルドと並ぶ三大宝石としても名高いサファイアの一種ですが、パパラチアサファイアは一般的によく知られるサファイアのような深い青色ではありません。
瑞々しい南国のフルーツのようなオレンジとピンクの中間色をしているのが特徴です。
また、ラピスラズリなどと同じ9月の誕生石でもあり、ジュエリーとしても人気が高い宝石です。
パパラチアサファイアが“サファイアの王”と呼ばれる理由は、その認定基準の厳しさにあります。
サファイアをはじめとするカラーストーンの色や種類は、世界各国にある専門の鑑別機関によって決定づけられています。
しかし、パパラチアサファイアであると正式に認めることのできる宝石の数は、いずれの国・鑑別機関においてもごくわずか。
少しでもオレンジの色味が強いとオレンジサファイアとして鑑別されてしまい、反対にピンクの色味が強いとピンクサファイアとして鑑別されていまいます。
さらに、オレンジとピンクのカラーバランスが一定以上の基準をクリアする品質であっても、宝石の中の不純物がゼロ〜目立たないレベルでなければ、パパラチアサファイアとは認められません。
そのため、ファンシーサファイア(ブルー以外のカラーのサファイア)の中でも、パパラチアサファイアは飛びぬけて産出量が少なく、非常に価値が高い宝石として知られています。
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三大希少石とその他の宝石の違い
三大希少石とその他の宝石との違いは、産出量の少なさや認定基準の厳しさに由来した「宝石としての希少価値の高さ」にあります。
たとえば、婚約指輪などジュエリーに使う宝石として最もポピュラーなダイヤモンドは、ルースストーン(裸石)だけで目が飛び出るほど値段が高いものも一部ありますが「ジュエリーショップにダイヤモンドがひとつも置かれていない」ということはまずありません。
一方、三大希少石(パライバトルマリン・アレキサンドライト・パパラチアサファイア)は流通する宝石の数が非常に少なく、ダイヤモンドやカラーストーンを扱うジュエリーショップでも店頭に並ぶこと自体が珍しい宝石です。
そのため、婚約指輪のデザインに三大希少石をあしらうことで、自分だけの特別な婚約指輪を作ることができます。
三大希少石を使った婚約指輪の相場
三大希少石を使った特別な婚約指輪の価格相場は、同程度のカラット数・品質といった条件で他の宝石と比較した場合、ダイヤモンドの約3倍〜5倍の価格となり、非常に高価になってしまいます。
しかし、小粒の三大希少石を使ったものなど婚約指輪のデザインによっては、予算内で三大希少石をあしらった婚約指輪を作ることも十分に可能です。
三大希少石の婚約指輪でひと味違う花嫁コーデを
ここまで、三大希少石(パライバトルマリン、アレキサンドライト、パパラチアサファイア)の種類や特徴、そして三大希少石を使った特別な婚約指輪の価格相場などを紹介しました。
三大希少石は他の宝石と比較して流通量が非常に少なく、希少価値が高い宝石です。そのため、オンリーワンの特別な婚約指輪を作ることができます。
三大希少石の婚約指輪はどこで買える?
三大希少石を使った婚約指輪は、婚約指輪・結婚指輪を取り扱うジュエリーショップで購入することができます。
しかし、ジュエリーショップの中には、ダイヤモンドのみを専門で扱うブランドや、一部のカラーストーンのみを取り扱っているブランドもあり、すべてのジュエリーショップで三大希少石の婚約指輪を購入できるわけではありません。
「三大希少石を使った婚約指輪を作りたいな」という場合は、来店予約の前に、三大希少石の取り扱いがあるかどうか店舗に一度確認していただくことをおすすめします。
ここでは、三大希少石の婚約指輪を取り扱う人気ジュエリーショップ「WAKO」について紹介いたします。多くのカップルにWAKOが選ばれている理由として、以下4つの魅力が挙げられます。
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